任意売却とは何か?


1.任意売却とは何か?

不動産業界や、金融機関さん、法律事務所さんは知っているのですが、
一般の方は「任意売却」という言葉自体知らない方がほとんどだと思います。
なので、まず、任意売却とは何なのか?について。

任意売却とは、住宅ローンなどの借入金の債務者がその支払いが難しくなったとき、
不動産を競売にかけずに債務者(不動産の所有者)と
債権者(抵当権者、金融機関など)が合意のうえで
不動産の売却を成立させることを言います。

通常、債務者(不動産の所有者)と債権者(金融機関など)の間に
仲介者(弁護士、司法書士、不動産仲介会社など)が入るケースが多く、
不動産の売却は不動産仲介会社が行います。

経済状況の変化、リストラ、減給、勤務先の倒産、カードローン借入、
離婚など家族の事情、健康上の都合など、
何らかの事情で住宅ローンの返済が困難になった場合、
通常、債権者である銀行等金融機関は、抵当権に従って、
所有者(債務者)の不動産を競売(強制売却)にかけ、現金にして債務返済に充当しようとします。

一般的に、競売の場合、市場価格より2~4割低い価格になることが多く、
その分、債務者の住宅ローン返済額も少なくなります。
そこで不動産仲介会社を仲介役として債務者(不動産所有者)と債権者の間に入り、
なるべく両者に満足のいくような価格でこれを売却することを任意売却と言います。

債権者の立場からしても、時間と費用と手間をかけて競売手続きをするよりも、
スピーディーに任意売却をして市場価格で売却し、多く返済してもらう方がメリットがあります。

また、任意売却後の残債は、債権者・抵当権者の合意を得て任意売却した場合、
競売とは違い、生活に支障のない範囲(月3万円など)で残債務を確実に毎月支払えば、
常識的な債権者(抵当権者)は給与差押などの強制執行は行わないケースがほとんどです。

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投稿日:2014年12月1日